当時は確か学生かまだ社会人なりたてだったころだったので時間が有り余ってました。
ZCのプレーヤーとしては自分はかなり後発組だったので
普通にやってもトッププレーヤーには届くわけないんですよね。
で、唯一勝負になりそうだったのがGKだった。
・操作感が(もっさりだけど)OSに近い
・ゴロPKは見てからでも止められる
難しいシュートを打てる人は割と限られてて、
誰がそういうのを打つかとか特徴を覚えておけば対処できることも多い。
安定感があれば野鯖の面子も良くなるので勝率も上がる。
練習したいときは不利そうなチームに入れば良い。
そもそもGKは不人気である。
手っ取り早く目立つには格好のポジションなんですよね。
そんなこんなでZCの操作にもようやく慣れた頃、
OSのライバルチームだった方からのお誘いもあって[NA]というチームに入ることになりました。
このチームは、2部リーグの中位ぐらいをさ迷ってるチームで
どちらかと言えば「勝つこと」よりも「楽しむ」チームでしたね。
ただ、あるシーズンで1部昇格目前まで健闘したことがあるんですよね。
あの健闘の裏で[NA]というチームは何をしてたかわかります?
答えは単純で、とにかくチームに対して入れ込んでたんですよ。NAというチームのサッカーに。
自分のチームに対して本気の姿勢で臨むためには向き合っていかなきゃダメなんです。
試合後には反省会を必ずやって、話し合いました。
個人のプレーの良いところ、ダメなところ、変えたほうがよいところ、変えないほうがよいところ。
練習をしながらでも、超打ちにくいZCのチャットでプレーについて話しました。
Webサイトでは試合ごとにSSを切り貼りしてニュース記事を作ったし
1部リーグ強豪のチーム全てにまわって練習試合のお願いをしました。
ボロクソに負けて良いんですよ。練習試合なんだから課題を見つけてナンボです。
万が一にも勝ったら自信になるし損なことなんてありません。本気の姿勢ならね。
あと反省会では、気を使ったらダメです。気づいたことは全て吐き出しました。
悪いことだけじゃなくて良いことも言う。この辺はGKだからできるコトかもしれない。
そして、そこまでやると自然と個人練習とかも増えてくるんです。
各々課題とか見つかってくると練習も楽しいんですよ。
練習の成果が試合の中で効果として現れたりしたらもうサイコーですね。
惜しむらくは最終節でわずかな差で昇格にならなかったことでしょうか。
当時のメンバーとともに本気で悔しがったのは良い思い出です。